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2018年2月20日
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「自分の企画が正当に評価される会社」を目指した結果、ゲーム会社にいる男の転職活動/Dgt People 09

「Dgt People」は、DeNA Games Tokyo(DGT)で働くメンバーをカジュアルに紹介しています。
DGTは、どんな会社でどんな人が働いているのか、インタビューを通して雰囲気を感じ取っていただけたら嬉しいです。
「Dgt People」の9人目は、企画部部長の川口 俊です。
ーーDeNAに入社する前はどんな仕事をされていましたか?
大学を卒業後、輸送用機器メーカーで事業企画を担当していました。事業企画は、いくらで売るか、どこでどうやって作るかなどを、関係部署と協力しながら、製品の利益を拡大していくのがメインの業務です。自動車という大きな産業で、世界の名だたる自動車メーカーやサプライヤーとビジネスをする、そういったビジネス像に憧れを持っていました。
当時は商社やメーカーが人気で、その中でも僕がより具体的にイメージできたのが自動車産業でした。完成車メーカーに行くとその車を販売することがメインになると思います。ですが、輸送用機器メーカーは、さまざまな自動車メーカーはもちろん、他の会社とも仕事をできるチャンスがあったので、可能性が広い会社だったと思います。
ーー印象的な仕事はありましたか?
製品のコンペです。そのときはアメリカやドイツなど、世界中のサプライヤーが競合するコンペだったので、日本代表みたいな気分で戦っていましたね。
ーー憧れが叶えられる会社なのに転職を考えたきっかけは?
この業界やこの会社ではやっていけるけど、ビジネスマンとして俯瞰して見たとき、もしかしたらここでしか通用ないんじゃないかなと思い、転職を考えました。
あとは、働き方というか事業のサイクルにも懸念がありました。開発期間が長いので、一つのサイクルの結果が出るまで、5年かかることもあり、スパンが長いと感じていました。さらに為替の影響がとても大きかったのです。為替の前提を変えると黒字が赤字になるなど、自分の努力だけでは変えられないので……。
その結果、サイクルが早く、自分の企画が正当に評価される会社、業種への転職を考えました。最終的には勢いもありましたけどね(笑)
ーーDeNAに転職した理由は?
もともとビジネスモデルで転職を考えていたので、DeNAに興味はありました。
DeNAの面接は、僕がどんな人間なのか知ろうとしている感じがすごく強くて。当時、面接をしてくれ、今でもお世話になっている方がいるのですが、なかなか厳しい面接でしたね(笑)
結局、面接官が魅力的だったので、入社しようと思いました。今、僕も面接をさせていただいているのですが、会社を選ぶ判断軸にもなりますので、身の引き締まる思いです。
ーーDeNAに入社後はどんなお仕事をされてきたのですか?
2013年に入社し、ブラウザゲームのゲーム運営プランナーとして配属されました。そこから約4年間、ディレクターなども経験しながらゲーム運営と向き合ってきました。
ーーもともとゲームの事業部を希望されていたのですか?
一次面接をしてくれたのが人事の方で、そのときに何がしたいのか聞かれていました。
その際「ビジネスサイクルが早くて自分の企画が正当に評価される仕事」と答えました。そうしたところ、モバイルゲームが合ってる、と、お話をいただき、二次面接以降はゲームの事業部の方たちに面接をしていただきました。
二次面接以降は、「本当にこの人間はゲームの事業部で活躍できるのか」というところを見ていただいたのではないかと思っています。本当はどうだったかわからないですけど(笑)
ーーDeNA Games Tokyo(DGT)にジョインされるきっかけは何だったのですか?
自分が担当していたタイトルが、DGTに移管することになったので、引き継ぎをしにいったのがきっかけです。
ーー通常、DeNA Games Tokyoに引き継ぎが完了すればDeNAに帰任されますよね?
本来は帰任するものですね。僕は引き継ぎ期間中、当時の取締役と話をしていて、「ゲーム運営で価値を出していく」というビジョンに共感しました。
自分がプランナーとしてゲーム運営をしていくのも面白いと感じていたし、長期運営しているタイトルが何本もあったので、DGTにはポテンシャルがあるんじゃないかなと思っていました。
また、DGTは、会社を成長させていくフェーズにもありました。このタイミングの会社に関われることはなかなかないことですし、DGTに関わることとは、自分自身にとっても挑戦になると思いました。そこで自分からDGTに携わりたいと話をし、2016年から正式にジョインしました。今は企画部 部長を務めています。
ーー今はDeNA Games Tokyoでどんなことをされていますか?
事業推進と企画部の組織構築になります。
事業推進では、DeNAからタイトルを移管するために、組織の編成や採用、メンバーのマネジメントなどを行っています。移管後のタイトルは、細かい部分には入らず、プロデューサーに任せています。事業計画の立案や大型施策のときには入るぐらいですね。
企画部の組織構築は、DGTの事業戦略に基づいた組織の体制を考えています。ここは、これからスピードを上げて動かしたいところです。
ーー今、一番やりたいことは何ですか?
DGTでは『怪盗ロワイヤル』をはじめ、長期的に運営しているタイトルが多いです。長年遊んでくださっているプレイヤーに対して、これまで以上の驚きや面白さを届けたいと思っています。
ですので、これまで挑戦していなかった、ゲーム運営の新しい取り組みを積極的に仕掛けていきたいですね。
ーーお仕事をする上で大切にしていることは?
人と真摯に向き合うことです。
メンバーが気持ちよく、熱量高く働ける組織を作るためにも、真摯に向き合うことは重要だと思ってます。そういったメンバーから面白い企画がどんどん出てくることを期待してます!
ーー最近はどんなゲームをやってますか?
最近はモバイルゲームが多いです。『Score! Hero』や『みんゴル』、『ダービースタリオン マスターズ』など。今、流行っているのと、子どものころに遊んでたゲームが多いかもしれません。
『鉄拳』シリーズや『スーパーファイヤープロレスリング』、『新日本プロレスリング闘魂烈伝』、めっちゃ好きでしたね。
今思えば、子どもの頃はゲーマーでした。毎週『週刊ファミ通』を読んで、クロスレビューで評価の高いゲームを買ってましたし。部活が始まって離れてしまいましたが、中学生ぐらいまではゲームめっちゃ好きでした。
その頃、自分がゲーム会社で働いてるなんて想像できなかったです。就活のときもゲーム会社を受けてませんし、まさかですね。
「自分はゲームが好きなんだ」って、DeNAやDGTで仕事して思い出しました。
ーーありがとうございました!
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