Dgt Magazine

「遊びやすさのためのこまめな改修」、プレイヤーの期待に応え続ける『怪盗ロワイヤル』のプレイ会

 

こんにちは、広報の上原です。
DeNA Games Tokyo(以下DGT)では、各ゲーム運営チーム内で、プレイヤーにより楽しくゲームをプレイしてもらうため、イベントのリリース前に「プレイ会」を行っています。今回は『怪盗ロワイヤル』のプレイ会の様子をレポートさせていただきます。

怪盗ロワイヤルは、以前はお宝を求め奪い合うのがメインのゲームでした。現在は、プレイヤー同士が組んだ「カンパニー」というチーム単位でのバトルが主になっています。2009年9月にリリースされて、2018年で9年目を迎えたゲームですが、世界観は1度も変えることなく、長い間プレイヤーから愛され続けています。

 

「プレイ会」とは

プレイ会とは、イベント開発メンバーが新イベントのリリース前に集まり、意図通り動いているか、修正は反映されているかを確認するためにゲームをプレイするものです。毎回イベントオーナーと呼ばれるプランナーが主体で行われています。そのイベントに携わったメンバーに加え、怪盗ロワイヤルに所属するプランナー全員がプレイ会に参加します。それは、「企画を考えることが仕事であるプランナーは、ゲームの改修内容を把握している必要があるため、全てのプレイ会に参加すべき」という理由からです。

常にプレイヤーが遊びやすいゲームであるために、怪盗ロワイヤルでは週に1回の頻度で改修をし、プレイヤーの要望に応えています。ブラウザゲームはネイティブアプリのゲームに比べて、大規模な改修であっても比較的短期間に開発することが可能です。そのため、素早くプレイヤーの声に答えることが可能です。プレイ会を経て、「QA(Quality Asuurance)」と呼ばれる品質検証をする段階に入ります。

 

プレイヤーの意見を取り入れた細かい改修


プレイ会ではフィーチャーフォンとスマートフォンの実機でプレイして検証します。毎回、プレイ会で見ているポイントとしては、以下の点です。

・稼動確認
 →今回改修をしたところを中心に、適切に動いているか
・UIチェック
 →プレイヤーが見やすく、遊びやすい画面構成になっているか
・訴求チェック
 →プレイヤーに誤解を生む表現や言い回しはないか

今回の改修ポイントは大きく2つです。

 

・ラウンドバトル前のアイテムを直接付与

 

今まではラウンドバトル前にもらえるアイテムを、あらかじめリワードBOX(プレゼントボックス)から受け取っておかなければなりませんでした。ラウンドバトルとは、限られた時間内に行われるバトルです。短縮できる時間は数秒ではありますが、時間のロスを無くすため、アイテムを直接プレイヤーの持ち物に付与できるように変更しました。


ラウンドバトルの前にもらえるアイテムが、自分の持ち物に直接付与されるようになりました。

 

・イベントでのグルーピングロジックの変更

 

今までは、プレイヤーをグルーピングする際、ほとんどログインしていないプレイヤーもグループに入ってしまっていました。そのため「仲間が全然動かなくてバトルにならない」というプレイヤーからの意見をいただいていました。そこでグルーピングロジックに変更を加え、よりプレイ状況の近いプレイヤー同士でグループが組まれるように変更しました。

今回のプレイ会では、この2点について意図通り動いているか確認をしました。

「改修」と聞くと、ゲームを大きく変えるような印象を受けがちですが、このように小さな変更を頻繁にして、常にプレイヤーが遊びやすいゲームに近付けています。そんなプレイヤーに向かう姿勢も、怪盗ロワイヤルが長く遊んでいただけている理由なのかもしれません。

 

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